定年ハッピーライフ(定年ブログ)#62 定年退職後、60歳からのアルバイトのリアル(現実)
- 2022.04.09
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昨年5月に継続再雇用契約をせずに定年退職した60歳の男性です。
今年1月に失業給付金の受給も終了したため、家計の足しと社会との繋がりを持ちたいこともあり、アルバイトをへ始めることにしました。
現在、アルバイト2つ、Wワークをしているのですが、その実情をお話します。
60歳からのアルバイト
継続再雇用契約を色々な理由で選択しなかった人で、お金の問題、社会貢献の問題等々でアルバイトを始めよう、既にしている方は沢山いるかと思います。
今回、私の体験をベースに少しでもみなさんの何らかの参考になればと思い、現実と進捗を共有したいと思います。
募集職種
60歳からの募集職種として多いのは、介護職、警備職、清掃職です。
それ以外の職種で高年齢、シニア歓迎とありますが、実際は中々採用まで辿り着くのは大変かと思います。
年齢の若い応募者がいれば、基本的に若い人材を採用します。
当然ですよね。
と言うところで、狙いは若い方があまり応募しない職種です。
採用までの道のりとリアル(体験談を踏まえ)
私の体験を通して、採用側のポイントは2つあると思いました。
一つ目は、年齢です。
年齢フィルターで、面接まで辿りつけないケースが約50%。
私の場合も、応募の半分は面接まで行けず。
面接まで行けても、年齢を良く確認していない採用側もあります。
面接まで行き、60歳なの?
学生ってあるから、30歳かと思った。
そう言われて、面接さえしていただけないケースもありました。(失礼ですよね)
特に私の場合、エントリーシートに学生を選択していたからかも知れません。(60歳で大学院生)
→ 若い人の人気のないアルバイトを選択することが狙い目です。
2つ目は、シフトです。
土日、GW、お盆、年末年始OKであれば、採用されやすいです。
私の場合、学生であり、介護の関係で実家と家の往復もあり、シフトに制限があったため採用されないケースが多々ありました。
→ いつでも可能と言えれば最高で、採用されるケースは高まります。
しかしながら、採用側も週20時間で雇用保険、25時間で社会保険の加入義務が発生するので60歳以上の採用の際は、週20時間以内に抑えての採用になるかと思います。
私の場合、一つのアルバイトが週2日で8時間、他方が週3日の17時間です。
飲食店(私編)の進捗
2月よりアルバイトを開始して約2ヶ月が経過しました。
現在のWワークに辿り着くまで、15社ほど応募しました。
興味のある飲食店を選択し、本来1店舗で良かった訳ですが、採用側の事情もあり、2店舗のWワークとなっております。
大型ファミレス(配達)と和風飲食店のキッチンです。
現在の進捗を共有します。
大型ファミレス
現在、週2日の8h労働です。
職種は、ランチタイムの配達と空き時間でのホール(品出し、片付け、レジなど)
本来、週4−5日で20時間ほど働きたかった訳ですが、採用側の方から週2であればと採用となりました。
スタッフは、店長(30代)とその他全てアルバイトです。
主婦(夫)とフリーター、それから大学生。
構成としては、主婦が60%、フリーター20%、学生20%。
私はランチタイムの勤務なので、主婦とフリーターと働いています。
雰囲気は、とてもアットホームで仲良く働いています。
職場環境良し!
まかないは、350円でお店の税抜き1,000円までの物が食べられます。
また、グループ飲食店の25%OFFチケットが、月6枚いただけると言うありがたさ。
1年間は確実に続けます。
和風飲食店
本来、洋食系のキッチンのアルバイトを希望していましたが、年齢とシフトの関係で全て不採用となりました。
洋食は、厳しいと分かり、若者の応募の少ない和風飲食にしたところ、3店舗より採用をいただき、現在のお店のキツチンで働き始めています。
フタッフは、社員は店長(50代)を含めて3名。
その他、40代から60代の主婦が中心で夕食時勤務の大学生は3名です。
私は、平日3日(オープンからランチタイム、フルタイム)と日曜日の夕食時です。
キッチンは、社員とベテランの主婦の方々でです。
当然、私の持ち場は、洗い場と仕込み。
オーダーに応じて料理を作るまでには、1年では無理かと思っています。
おそらく、3年ほどかかるのではないかと??
こちらの福利厚生は、1日5h以上働くとお店の物が50%Offで食べれますが、基本的にそれなりの値段なため、お店のものを食べる機会はありません。
アルバイト中、働きづくめのため、かなりきついです。
それなりに注意もされるので、他店の様な楽しい雰囲気ではありません。
1年やるつもりで始めましたが、3ヶ月、6ヶ月と様子を見ながら、最長1年間やるつもりです。
料理を作れるタイミングが早ければ継続と考えていますが。。。。
と言うのも、目的が料理を覚える、作ることだった。
まとめ(体験からの共有)
60歳からのアルバイトは、職種も限られ(介護、警備、清掃職)、年齢とシフトが採用のキーポイントになると感じています。
つまり、若者応募が少なく、シフトも土日、祝日、GW、お盆、年末年始可能であれば採用の可能性は高まります。
しかしながら、無理とストレスの溜まるアルバイトは避けた方が良いと思います。
興味があり、好きな仕事で職場環境の良いアルバイトを選択すべきだと。
焦らず少し長い目で探せば、きっと見つかります。
そう、思っています。
私の場合、1店目は満足。
2店目は、様子見の状況です。
我慢は、禁物。
嫌ならバイトですから、辞めて新たな所で働くつもりです。
少しゆったり、自由に働くことを理想として!
アルバイト1年間としている理由として、
現在実家に在住で母親の介護中ですが、1年後には大学院も卒業のため、自宅に帰ることを想定しています。
現在の心境としては、介護にも精神的にも疲れ、帰りたいが80%以上です。
介護の件に関ししても、近々に共有いたします。
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