定年ハッピーライフ(定年ブログ)#58  60歳からのアルバイトに潜む落とし穴

定年ハッピーライフ(定年ブログ)#58    60歳からのアルバイトに潜む落とし穴

昨年5月に定年退職を迎え、現在MBA系の大学院に通う60歳です。

今年1月に失業給付金の支給が終了したため、2月より飲食店にて2つのアルバイト(Wワーク)を開始しました。

1ヶ月を経過しましたが、結果的に一つのアルバイトを1ヶ月足らずで辞めました。

60歳からのアルバイトには、予想以上にストレスになる落とし穴がありましたので、ここで共有します。

60歳からのアルバイト

失業給付金も終了し、まだまだ支出もあるため、社会との繋がりを持つため、興味のある業種の経験をするため、MBA系の大学院でビジネス研究しているため知見を増やす意味でもアルバイトを開始しました。

求人状況

60歳以上は、高年齢となり、求人は特定業種(介護、運送、清掃)以外、ほとんどありません。

私の求めた、飲食業でも同様に厳しいですね。

シニアより高校生の方が有利です。

今回のアルバイト就活を通して、飲食業でも和食系は、多少ハードルか低い気がしました。

採用までの道のり

11店舗(ファミレス系)応募して、2店舗に採用されました。(打率: 181)

面接まで辿り着ける確率は、50%でした。

面接で、その場で落ちた感も多かったですね。(年齢確認を良くしておらず、本業学生の文字に勘違いしたのでしょ?)

今月に1店舗、辞めたため、再度5店舗(今回和食系)に応募して、3店舗採用されました。(打率: 600)

今回は、働く職場のスタッフ年齢と定年65歳の店舗を中心に応募した成果だと思います。

採用されるために大事な要素は、年齢、経験、入れるシフト(曜日と時間帯)。

東京の学校に通う、本業学生で経験のない私には全て厳しい条件です。

給与(時給)

地方のため、どこで働いても、最高で時給1,000円、土日は+50円てな感じです。

給与も40時間で4万、80時間で8万、フルタイムで16万です。

大変な所

大手の飲食チェーン店は、マニュアルが完璧に用意されていて、研修はビデオ学習から、声出し、使用する言葉、NGワード等もあり、覚えることが多く結構大変です。

しかしながら、マニュアルが完備されているため、その通りにやれば、バイト初体験でも1ヶ月もすれば、ある程度独り立ちできるようになります。

飲食店は、DX化が遅れていると感じていて、いづれはロボットなどで代用できる様になって行くのでしょう?

今は、人がマニュアルに轢かれたレールの上で働いているような感じさえします。

高い障壁

配達とホール(本当はキッチン希望)のバイトを2店舗で開始しました。

配達とホールの仕事で、今回の高い壁に正面衝突したのは、ホールの方のバイトです。

結局、1か月足らずで辞めることになりました。

あまり好きでないホールの仕事(接客)やマニュアルに沿った業務は、大変な部分、ストレスはありましたが、辞める決定要因ではありませんでした。

高い障壁は、ジェネレーションギャップです。

と言うのも、このバイト先は、昼間は40歳前後のパートさんですが、夜間は全て高校生と大学生でのスタッフ構成でした。

私の場合、夜間であったため20歳前後の若い学生とチームで業務をすることになり、息子、娘と働く感じです。

実際、一緒に仕事をしてみると、丁寧に教えていただき業務上は問題ありませんでした。

では、何が障壁?

仕事の後のWEBの日報とグループLINEでやりとり。

これが、結構な頻度で交わされます。

とても活気があり、モチベーションも高く保たれ、とても良いシステムであると感心しましたが、一方でこの円に入ることが出来ずに、LINEなどを見る度、日に日にストレスが溜まり、自分のいる場所でないと強く感じるようになりました。

ストレスを溜めるために働いている訳でないので、辞めるなら早い方が良いと思い、最終的に1か月足らずで退職しました。

別のアルバイト開始

今回、ジェネレーションギャップの壁に当たりましたので、年齢幅の広い店舗(アルバイト)のホールでなくキッチンで働く事になりました。

折角のアルバイトなので、ストレスレスでなくても、ストレスが少なく、楽しく働ける場所が良いですよね。

【バイトメンバーの構成とシフト、そして業務内容には気をつけて】今回の学びです。

まとめ

60歳からのバイトは、職種が限られる。

そして、採用までの道のりは険しい。

バイトを始める前の下調べは重要と言うことです。

採用されることを意識して、仕事内容、シフト、そして、バイトの構成メンバー等を妥協すると早期で退職することになります。(私の経験、人により様々?)

特にジェネレーションギャップは、厳しいです。

と言うことで参考にしていただけたら嬉しいです。

では、また次のブログでお会いしましょう!