定年ハッピーライフ#24 ハローワークのかしこい利用法 3選
- 2021.08.02
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- ハローワーク, 失業, 定年退職

ハローワークとは縁遠いものとの認識でしたが、定年退職するに当たり、利用価値の高いことが分かりました。
今回、下記の2つを利用することになりました。
残り一つも利用するか検討中です。
これ以外にも利用価値の高いものは沢山あります。
いづれにしても申請ベースなので、利用価値の高いものは良く調べて申請する様にして下さい。
失業手当
初めの受給となりました。
定年退職者の場合、自己都合となり下記の表の通りです。
20年以上の勤務で150日分の給付となります。
会社からの離職票を持参してハローワークで申請すると、7日間の待機期間を経て次の失業認定日までの日数分が指定した銀行口座に振り込まれます。
私の場合、6月の10日前後に申請して、7日間の待機期間を経て7月7日の失業認定日分までの19日分が支給されました。
2回目は、失業認定日が8月4日なので28日分支給されるかと思います。
しかし、一つ大変なのは、失業認定日までに就活を2つ実施してハローワークに申告する必要があります。
私は、本日2つの会社に人材派遣会社経由で応募しました。
申告は、メールや電話連絡でなく自分の管轄エリアのハローワークに出向いて申告します。
少し面倒ですが、就活を実施しないと失業手当は受給できません。
●失業手当の給付日数
– 自己都合退職の場合(「一般の離職者」、一部をのぞく「特定理由離職者」など)
被保険者期間 | |||
---|---|---|---|
10年未満 | 10年以上20年未満 | 20年以上 | |
65歳未満 | 90日 | 120日 | 150日 |
基本手当の日額上限額: 7,150円
支給額:7,150円 x150日=1,072,500円
専門実践教育訓練給付金
詳細は、下記の引用文を参考にしていただきたいと思いますが、現在全部で約2,500の講座が対象となっています。
専門学校から短期大学、大学、大学院なども対象となっていますので、一度調べて見るのも良いかと思います。
私の場合もこの対象となっておりました。
学校を先に決めていてたまたま受験の時に対象であると分かりました。
結局、年間40万円 x 2年間=80万支給されることになったので大変助かりました。
これらは、あくまで申請ベースなので申請しないと支給されません。
また、申請期間も決まっているため利活用する場合は注意が必要です。
※「教育訓練給付」とは、労働者の自発的なキャリアアップを支援するため、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講した際の、訓練経費の一部を雇用保険により給付するものです。
そのうち「専門実践教育訓練給付」は、中長期的なキャリア形成に資する講座について、受講する労働者が支給要件などを満たし、かつ、ハローワークで支給申請手続を行うことで、受講費用の50%(上限年間40万円)を6か月ごとに支給、訓練修了後1年以内に資格取得などし、就職などをした場合には受講費用の20%(上限年間16万円)を追加支給するものです。
公共職業訓練
こちらは、3〜6ケ月のコースが一般的です。
コースは無料で受講できます。
そして、支給要件等により交通費も支給されます。
条件に該当すると月額10万円の支給もあります。
しかし、この条件は非常に厳しいので一般的には支給になりません。
詳しくは、ハローワークで確認してみて下さい。
私の場合は、ファイナンシャルプランナー2級の資格講座に申し込みしようと思っておりますが、このコースは全国でも稀にしか実施されないため応募できないかもしれません。
自分が学びたいと思うコースがあれば、お得感十分です。
公的職業訓練」(ハロートレーニング)といい、失業保険を受給している求職者を主な対象とする「公共職業訓練」と、失業保険を受給できない求職者を主な対象とする「求職者支援訓練」に大きく分かれます。
まとめ
今回、ハローワークの3つのかしこい利用法を共有させていただきました。
良く調べると本当に良いコースが沢山あるので上手に利用しましょう。
私も35年間、雇用保険を納めてきて初めて利用させていただきました。
今回、3つをご紹介しましたが、その他色々とありますので失業した際には、是非利用してみて下さい。
最後に、ハローワークは全てが申請ベースです。
申請ないところに何も生まれません。
しっかり調べて有効なものがあれば是非申請しましょう!
では、また次の動画でお会いしましょう!
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