定年ハッピーライフ#21  50歳までのF.I.F.Eが良い3つの理由

定年ハッピーライフ#21  50歳までのF.I.F.Eが良い3つの理由

最近「F.I.R.E」が一部の特に若者の間で流行っていますよね。

「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期退職) 」「F.I.R.E」を実現する目安として、「4%ルール」も良く耳にします。

年間支出が200万円であれば、5,000万の貯蓄があり4%で運用できれば生活が成り立つと言うことです。全てを不労所得に頼らないまでも自由に生きながら不足分を稼ぎだせば良いと言うことです。

理由

今年5月、60歳で定年退職をして再雇用契約で働くことなく、大学院への進学を選択した私ですが、50歳、遅くとも55歳でF.I.R.Eをすることをお勧めします。

これは、あくまで私の経験と現状を踏まえた個人的見解です。

準備には約5年は必要なので現在の自分の年齢に当てはめて考えていただければ良いと思います。

早期退職募集(50歳)

現在、新型コロナウイルスの関係で事業が悪化し、早期退職募集が大幅に増加しています。

コロナ以前においても、既に終身雇用は崩壊してジョブ型雇用に変わりつつある昨今、そして今後AI化の加速により仕事も徐々に減って行くでしょう。

つまり、50歳まで働けること自体が厳しいことになるからです。

役職定年(55歳)

仮に50歳以上、継続して働けることになっても多くの企業では役職定年制があります。

役職定年とは、一般的には55歳を過ぎると役職を退き、プレーイングマネージャーとか最悪では一般職まで下がる会社もあります。

つまり、権限が無くなり、そして給与が大幅にダウンします。

少なくても役職手当は無くなります。

最低でも月10万以上は下がるかと思います。

この部分は、会社により違いますが、職位が高かった人は、権限がなくなる事が辛く、モチベーションも大幅にダウンすると言われいます。

再雇用契約(60歳)

60歳で定年退職しても、昔とは違い年金は65歳からの支給なので65歳までは働く必要がある人は多いです。

働く必要のある人の選択肢は下記の3つです。

  1. 再雇用契約では働く
  2. 他の会社に転職する
  3. 起業する

80%以上の人が再雇用契約を選択していますが、給与は新入社員以下に下がります。

勿論、正規雇用でなく非正規雇用です。

尚、仕事内容も満足できる内容でないことが一般的です。

今までの上下関係も逆転する訳ですから、働く環境としては良くありません。

ストレスも溜まるかと思います。

私の場合(現在、60歳)

60歳の定年退職の7ヶ月前に役職定年となり、そのまま60歳で定年退職してMBA取得のため大学院に入学しました。

役職定年となった7ヶ月間は非常に辛い日々でしたね。

給与が下がったこともそうですが、権限も無くなりモチベーションを保つことで精一杯でした。

幸いにも新型コロナ感染拡大の影響で基本テレワーク、残り2ヶ月は完全テレワークとなり、殆ど会社に出社の必要がないため助かりました。

そんなこともあり、何とか精神的に維持することができました。

現在は、大学院に通いながら2年後の起業を目指しており、日常ではブログとYouTunbe、投資信託の勉強と運用をしております。

勿論、起業の準備も進めています。

長期投資に関しては、WEBの証券会社の口座開設をお勧めします。

楽天証券、とSBI証券がお勧めです。

商品は似通っていますが、手数料がこの2つの証券会社がダントツに安いです。

私は、現在楽天経済圏を利用しているので楽天証券の口座を開設しておりますが、近々にSBI証券の口座も開設する予定です。

投資商品により、口座を使い分けることを考えています。

まとめ

昨今の雇用状況、新型コロナ感染等により早期退職募集も増加し、役職定年、再雇用契約等、雇用上でストレスの溜まることが続きます。

ストレスは、健康上でも非常にマイナスです。

と言うこともあり、50歳までのF.I.R.Eをお勧めします。

但し、5年の準備期間は必要です。

現在のご自身の年齢、+5年で目標を設定して頑張ってください。

では、また次のブログでお会いしましょう!