定年ブログ(独り言)#266 物価高騰、円安、手取り収入が上がらない時代の生き方
- 2025.01.16
- セカンドライフ

こんにちわ!
私は、60歳で定年退職し、現在フリーランスで働くFP(ファイナンシャルプランナー)の63歳一般男性です。
最近の世の中、大変な事になっています。
日本も遂に貧富の差拡大でしょうか?
今回は、FPの目線で現在の世の中の状況、そして、特に中高年がどのように生きて行くのが良いのかを共有したいと思います。
物価高騰
物価が2−3%高騰しています。(あくまでニュース報道の消費者物価指数)
肌感覚ではもっと上がってますよね。
アメリカは、日本の2-3倍。
円安で1/17日付で1ドル=155.2円(100円時代の1.55倍です)
物価は円安為替も含めて4-5倍です。
日本でも高いと感じる1,000円のラーメンが5,000円ですよ。
食品
毎週2−3回スーパーに買い物に行くのですが、物価の高騰の肌感覚は10−20%位上がっている感じがします。
最低でも10%は上がっていますよね。
物によるのかも知れませんが。。。
ガソリン
ガソリン代は、ロシアのウクライナ侵攻が始まってから値上がりが凄い。
そして、補助金の打ち切り。(10円値上がり)
暫定税率の25.1円も継続のまま。
円安
1/17日付で1ドル=155.2円
1ドル=100円時代が懐かしい、2018年まで位の年代ですね。
旅行に行けない時代
西欧諸国には、旅行は厳しいですね。
物価と為替を考えると4−5倍ほどになってしまいます。
日本もインバウンド需要が拡大しており、ホテルの宿泊料金も上がってきています。
旅行に行けない時代の到来ですかね。
行けるところは、海外では東南アジア(フィリピン、タイ、ベトナム、インドなど)と日本では外国人観光客の少ないところでしょうか?
米国株でガッツリ資産拡大
米国株を以前買っていた人は、為替の効果で資産が拡大していますよね。
私も確定拠出年金の資産は拡大しています。
今投資続行中の新NISAはどうなんでしょうかね?
円安が継続すれば資産は拡大するが、円高になれば縮小してしまいます。
なので、トータル的には円安は微妙ですね。
大卒の初任給30万円時代
大卒の初任給が30万円時代に突入しました。
ユニクロ 33万円、三井住友銀行30万円、東京海上火災日動保険 転勤の際で最大41万円。
大手商社や金融なども軒並み30万円台に。
人手不足の現在、少しでも優秀な学生を採用したい事なのでしょう。
今の若者は、少子高齢化社会の働き手で大変なので給与が上がるのは良いですよね。
成果主義と終身雇用の崩壊
年功序列給与から成果主義給与へ。
終身雇用も崩壊し、45歳以上はリストラの対象になるのでしょうね。
中高年は大変です。
特に氷河期時代の方々(30代後半から40代)は本当可哀想ですね。
年金のマクロ経済スライド
物価は上がってもマクロ経済スライドが継続されているので物価上昇に合わせて年金は上がりません。
厚生年金部分は、2025年で終了になるが国民年金部分は2047年まで継続となっています。
社会保険料率の高騰
2025年に団塊の世代が後期高齢者になります。
2025年に後期高齢者(75歳)の割合は18%、65歳以上が35%になります。
当然社会保障にお金がかかるので社会保険料率は上がりますね。
後期高齢者の保険料値上げ検討
少子高齢化により社会保障の財源が不足しています。
原因は、今の政治家にもあると思います。
特に自民党の左翼政治家、60%以上がそうですよね。
高市さんとの決戦投票で石破さんに投票した政治家です。
現行の1割負担であると行く必要もないのに、やたらと高齢者は病院に行ってますよね。
面白い病院での会話
「最近見かけなかったけど、どこか体調悪かったの?」
全ての病院を1割でなくても良いと思うし、収入による負担率を変えても良いと思う。
預金では生きて行けない
物価が高騰しています。
現行100万で買えるものが、2%づつ10年物価高騰したら132万円必要になります。
3%づつ10年物価高騰なら139万円必要です。
つまり、銀行やタンス預金していると現金の価値がどんどん低くなってしまいます。
新NISAで資産拡大
なので、物価高騰のインプレ率より高いNISA等で5−7%の運用益が必要になります。
まとめ
物価の高騰や円安などの現状で日本も貧富の差が拡大するかと思います。
一般的に国民負担率は増加するので手取りは極端に増えません。
特に若者は給与は増えますが、老後資産をNISAなどで自分で作ることが必要です。
これから稼ぐことが難しい中高年は、手取り収入も増えませんので、資産を銀行預金以外の消費者物価指数率より高い投資信託や債券などで資産を少しでも増やす必要があります。
現金は、貨幣価値が下がりますので。。。
時代の変化に応じた働き方、生き方をすることが重要だと感じています。
今日は、ここまで。
動画配信(YouTube)もします。
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