定年ブログ(老後の知恵袋)#158 再雇用しない人向け、コスパ良いアルバイトの働き方

定年ブログ(老後の知恵袋)#158 再雇用しない人向け、コスパ良いアルバイトの働き方

こんにちわ!

私は60歳で定年退職し、現在、個人事業(経営コンサルとWEB広告)とアルバイト(飲食)を並走する62歳の一般男性です。

今回は、私自身の体験とファイナンシャルプランナーの見地からコスパ良いパート・アルバイトの働き方を共有します。

定年退職後に再雇用で働かずにアルバイトで自由な時間を確保しつつ働きたい方向けの内容になります。

社会保険に加入する

会社を退職すると社会保険から外れるため、個人で健康保険には加入しなければなりません。

もちろん、60歳未満であれば国民年金への加入も義務づけられます。

基本的に前年度の収入をベースに保険料は決まりますので退職後の1年目は収入的に厳しいです。

そのため、アルバイトでも社会保険に加入できれば金銭的に負担が減ります。

条件

従業員100名以上の企業で週に20時間以上、月収で88,000円以上2ヶ月継続して働く場合は社会保険への加入が可能です。

2024年10月より50名位以上の企業に改新されます。

配偶者を扶養にする

年収が130万以下であれば、社会保険に扶養として加入させる事が可能です。

これにより年間20万以上のコストセーブが可能になります。

4-6月の働き方をセーブする

社会保険料の計算は、4−6月の平均給与を標準報酬月額として計算します。

計算式は

厚生年金保険料 = 標準報酬月額 × 18.300%

介護保険料 = 標準報酬月額 × 介護保険料率(1.82%)

健康保険料 = 標準報酬月額 × 健康保険料率(約10%)

企業との折半です。

メリットとして

社会保険料➗2が個人の支払い分です。

厚生年金を支払うことにより、年金の受け取り額が増加されます。

社会保険料は、基本的に1年間社会保険料は同じです。

つまり、4−6月の平均給与が安い方が社会保険料は安くなります。

もう一つ仕事をもつ

アルバイトは労働収入で時給計算された給与ですから、働いた分しか給与が支払われません。

当然ですよね。

だから時給が高いところで働いた方が良い訳です。

そして、辞めてしまえば無収入になります。

65歳以降はどうするの?

年金収入だけになるか?

年金+アルファの収入を作るか?

再雇用でもアルバイトでも継続できなければ無収入、つまり、年金だけの収入になるので。。。

ゆとりある生活をするのであれば、不労収入を作っておくか?

65歳以降も働ける場所を作っておくか?(基本的に再雇用は65歳まで)

でも、65歳以降働く場所はなかなか少ないし、あっても、体力的にキツイですよね。

年金+収入で47万(月額)までであれば年金が減額されずにすみます。

私のケース

  • 月、水、土:個人事業(火ー木の午前中と土の夜はアルバイトと並走)
  • 火、木、金、日:アルバイト
  • 年間通しての長期金融投資

*年中無休に見えますが、適当に時間や休暇を作ることは可能です。

アルバイト先の社会保険に加入し、来年度より妻を扶養の第3被保険者にして現在の妻の社会保険料をカットする予定です。

個人事業をなんとか、65歳までに不労収入的位置づけにもって行く。

まとめ

アルバイトで社会保険に加入することにより、毎月の社会保険料が少なくてすむだけでなく、配偶者を扶養の第3被保険者にすれば尚更メリットが拡大します。

尚且つ、65歳以降の年金の受給額が増加します。

アルバイトと並走して仕事を持つことで、年金+アルファの収入が見込まれ、ゆとりのある生活が可能になります。

今日はここまで。

この内容は、動画YouTubeでお配信します。

YouTube MarStyleマースタイルURL: https://www.youtube.com/channel/UC0NZkGecxVT4e27FCL7lvXQ