定年ブログ(定年ハッピーライフ)#76 役職定年、どうする?

定年ブログ(定年ハッピーライフ)#76 役職定年、どうする?

初めてブログを書いたテーマが役職定年に関することでした。

約2年が経過した訳ですが、また役職定年に関すること、役職定年を迎えたらどうする?

このテーマを書いてみよと思いました。

理由は、私の学校の仲間が修了論文で役職定年後、どうするか?について研究していると聞いたからです。

役職定年って?

大手企業ほどそうですが、ほとんどの企業が55歳を境に役職定年制度を導入しています。

目的は、人件費の削減と若手社員へのモチベーション向上、新たな人事ローテーションを導入することだったりである。

役員になれなかった人は、過去の実績等に関係なく年齢で役職定年を迎えます。

なくなる役職と権限

役職定年を境に今までの役職は無くなり、基本的に一般社員に戻ります。

役職と権限が無くなることは、本当に辛いことです。

役職が高かった人ほど、辛く、惨めな思いをします。

そして、定年退職まで5年間、耐えないといけません。

下がる給料

役職定年を迎えたことにより、直前の役職により下がり幅はありますが、20−50%程度下がります。

直前で部長職であった人が、下がり幅も大きいので、心への打撃も大きいです。

なくなるやる気

役職、権限が無くなり、給料も下がりますので、当然やる気は無くなりますよね。

一般的に、役職定年前にバリバリやっていた人が、その後、人が変わった様にやる気を失って、死んだ目になっているケースが多いです。

特に、課長や部長の管理職だった人。

私のケース

私の場合は、60歳定年前の約半年前に役職定年になりました。

(現ルールの部長55歳、課長52歳より例外的に遅い役職定年でした。)

しかも、海外からの帰国のおまけ付きでした。

帰国前は、現地法人の代表取締役でした。

あまりのギャプに相当凹みましたね。

ルールであり、頭では理解していましたが、ショックでした。

黒字展開して業績も上り調子だったこともあり、例外的に60歳の定年退職まで行けると思っていた矢先でした。

当然やる気も失せて辞めることも考えました。

辞めるのを止まったのには、2つの理由があります。

1. あと半年なので60歳まで頑張って、きちんと卒業しよう。

2. 60歳前での退職は、企業年金が0になってしまう。 お金の問題。

そして、現在、経営管理学の勉強、研究中で、卒業したら起業することを目指しています。

しかしながら、ハードルは高いです。

特に資金調達。

起業するサイズ感が小さくなるリスク、アルバイトと伴走となることも想定してはいます。

おすすめ

私は、60歳を待って定年退職しました。

おすすめは、役職定年前に転職か起業することです。

もちろん、お金のライフプランはしっかり計算してください。

そして、50歳くらいから準備をしていることが前提です。

つまり、しっかり準備して実行して下さいと言いたいです。

早期退職募集等を実施している企業であれば、尚更です。

役職定年後に5年間働く事は、相当辛いと思います。

そして、60歳を迎えると就活はほとんど不可能になります。

起業においても資金調達できるか? 契約は取れるのか? 集客できるのか? この問題が付き纏います。

事前準備は必要です。

まとめ

役職定年は、やる気と収入を失います。

そして、継続して60歳までの5年間は相当辛い日々になるかと。

従って、役職定年前にしっかりと準備をし、お金の計算も十分にして、転職か起業をすることをすすすめします。

早期退職募集をしている企業なら、尚更そうです。

早め早めに準備と検討をしてください。

では、今回はこれで終了します。

さようなら!

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