定年ブログ(定年ハッピーライフ)#105 水道修理業者の高額請求。騙されたお金、取り戻した!

定年ブログ(定年ハッピーライフ)#105 水道修理業者の高額請求。騙されたお金、取り戻した!

5月にキッチンの排水管が詰まり、水がシンク内に溜まってしまい流れなくなりました。

個人的にパイプマン利用や排水管の清掃など色々と試みましたが、修繕できないため翌日に水道工事業者に修理を依頼。

最終的に改善はされ、高額請求を受け支払ってしまいましたが、最終的に高額の部分を返金していただきました。

ことの経緯と返金を勝ち得るためにやった事を共有します。

経緯

水道修理業者の検索から最終的に高額請求金額の返金までの経緯を共有します。

高額請求業者は本当に多いし、被害に遭っている人も本当に多いです。

ほとんどのケースが泣き寝入りです。

お金の問題だけでなく、困っている人を騙すことが許せない気持ちが強く、最後まで戦う決意で望みました。

修理業者の検索

【水道管詰まり、修理】などの言葉でGoogleれば、沢山の業者が検索に引っかかります。

私も1時間30分程度検索して色々な業者を調べましたが、違いを見出すことができませんでした。

どこの業者も記載している事は、大差がないです。

結局、一番信頼できそうな広告の業者を選択して修理を依頼。

ここで大間違いをしてしまいました。

この業者は、3月まで業務停止を受けていた業者だったのです。

会社名で一応、調べるべきでした泣

修理業者の修理手順

家の水道管とキッチンの水道管の状況を確認し、修理を開始。

軽度の修理から高度の修理に状況により移行するとの事で修理開始。

一応料金表を見せていただき、軽度で1−2万、高度でも5−6万との事でした。

軽度修理:薬剤と高圧ポンプ

高度修理:トーラー機と高圧洗浄(機械のコード線の長さにより追加料金、この部分は後からの説明)

修理時間にして、約1時間30分。

業者とのやりとり

汚れるので修理現場には、あまり近づかないでくださいと言われました。

今考えると、なんか怪しい。

15分程度して軽度の修理で改善されないので、高度の修理に入りますとの説明。

確認したが、今更ストップできないので修理の継続を承諾。

最終的に、約1時間30分程度後に水道管の詰まりは、改善される。

改善したいの一心でした。

これが、失敗。

可能なら修理依頼前に、他業者との相見積もりを取るべきです。

でも、夜間のトイレとかだとそうも行かないですよね。

高額請求と支払い

業者さんは、修理終了後に車に戻り、修理契約書兼請求明細書と領収書を作成して来ました。

請求金額が、102,000円。

ここら業者とのやりとり。

5−6万じゃないの?

結構、高くなってしましったです。

仕方なく払うことにしましたが、現金はないのでカードでお願いします。

システムトラブルでカードが利用できません。(本当は業務停止でカードシステム使用不可だったみたい?)

現金かアプリの電子決済でお願いします。

仕方なく、アプリの電子送金をする。

ここが大事。

納得できなければ、支払うべきでない。

一度支払ってしまうと、取り戻すことが大変です。

後日払いにすべき、揉めたら警察に連絡すべき。

請求金額への不審感

修理終了後、やはり高額であるため、料金相場を調査。

やはり、高度の修理でも5万は円は高いと分かる。

返金までの実施事項

緊急で困っていたため、修理依頼と高額請求に対して支払い行為をしてしまった。

この手の工事の相場感がないことが、最大の問題であるが。。。

困っている人を騙すことは、許せい気持ちが強く湧く。

行動開始です。

市の消費者生活センター

先ず、消費生活センターに連絡して、事の経緯を説明しました。

この手の相談は非常に多いとの事で、丁寧にやるべきことを順次アドバイスを受ける。

クーリングオフ実施とスマイルダイヤル、全国管洗浄協会の連絡先、相手業者との交渉をしていただきました。

最終的には、業者よりクーリングオフも工事費用の減額も応じてもらえなかった。

しかし、色々とアドバイスをいただきとても親切な対応でした。

最後は、自分でやるしかありません。

スマイルダイヤル

ここでは、一連の経緯を話して今回の請求が高額かどうかを総合的に判断していただきます。

結果は、業者の日当が2万として明らかに高額請求とのことでした。

全国管洗浄教会

ここでは、修理の一連の流れを話しました。

結果、べらぼうには高くないが、緊急対応としても5万は過剰請求である。

この中身を詳しく説明していただきましたが、ここでは割愛。

5万円程度の減額を目指して業者と交渉してみたらのアドバイス。

クーリングオフ送付

全て調べた後に、業者の代表宛にクーリングオフを特定記録郵便で送付。

クーリングオフは、契約書等を受領してから8日以内の発送が必要です。

契約解除通知書(クーリングオフ)が業者に配達された日以降に、消費生活センターの方が何度となく業者と交渉したが、クーリングオフにも請求減額にも応じないとの回答でした。

消費生活センターでできるのは、ここまでとのことでした。

と言う事で、警察署に相談することにしました。

警察署への相談

今回の相談と被害届を提出するために、警察署の生活安全課を訪ねました。

クーリングオフの契約解除通知書をベースに事の経緯を説明しました。

結果的に被害届を出すには内容的に厳しいとのコメントでした。

次週に市の無料相談で弁護士に相談すると言ったら結果を連絡してくださいとの事で今回の相談は終了。

市の無料弁護士相談

警察に被害届と民事で少額訴訟をしたい旨を相談。

詐欺(刑法246条)で被害届を出すことは可能との事でした。

その際は、きちんと被害届を記載して警察署に出向いてくださいとのこと。

少額訴訟は問題なく起こすことは可能なのでやってみたら。とコメントいただきました。

警察署への被害届

警察署に電話連絡し、弁護士のコメントを報告。

被害届を記載して再度来署くださいとのことで、生活安全課と刑事2課の署員とのアポイントを取り面会。

刑事訴訟は、時間とお金も掛かるし、最終的に不起訴になる可能性も大きいとのことでした。

刑事訴訟をするかどうか?は、私次第。

最終的に被害届を保管していただき、警察署が介入している事の約束を得ました。

民事と刑事

高額請求は、基本的に民事で争う事が一般的みたいです。

刑事訴訟で特に、この手の詐欺罪は立証に時間、お金が掛かるし、立証自体が結構難しいみたいです。

最終的な業者との交渉

消費生活センターでは、クーリングオフも請求減額も不可であったため、自分で交渉に当たりました。

まず、本社と修理をした社員の携帯電話に連絡しても無視される。

再度、翌日午前中電話をし、民事訴訟と警察署に行って相談している事、最終的に刑事訴訟も考えていると留守電に残しました。

結果、電話後2時間後に業者の社員より連絡あり。

請求減額に応じますと言いながら、色々と今回の修繕説明を受け、15,000円程度の減額を言って来ました。

それでは、納得できない、最低でも不要工事分として50,000円の減額要求。

本社と話すとのこと。

30分程度で連絡がり、不要工事分の45,100円の減額を受けました。

本来なら、プラス10,000〜15,000円程度の減額もしたいところでした、今後の時間や労力を考えて承諾しました。

返金可能な時に可能な限り返金を受けようと思ったことも事実です。

今回で色々と勉強になったこともあり、勉強代でしょうか?

約1ケ月後に返金

交渉後、約1時間以内位に送金したので確認してほしいとの連絡あり。

送金確認。

約、高額請求から約1ケ月後に解決しました。

消費生活センターと警察署に「今回、業者と示談し、民事、刑事訴訟はしない」ことにしましたと連絡。

ここだけ気をつけろ

相見積もりを取れ、市の民間指定業者かどうか?、本社の状況等など確認等々ありますが。。。

最低、ここだけを気をつければOKだと思う。

工事終了後、高額請求であれば、絶対のその場で支払わないこと。

支払ったお金を取り戻すことは、大変です。

返金を受けた私のケースに消費生活センターの方は驚いていました。

本当に多い詐欺紛いの修繕業者(トイレやキッチンの水道管、屋根、シロアリなど)

消費生活センター、警察署、市の弁護士無料相談、これらの方々と相談をした結果、修繕関連の相談は非常に多いと言う事でした。

やはりこれらの修繕系の工事内容や料金の相場感などの知見が少ないため、騙されやすみたいですね。

結局、泣き寝入りしてしまうことが多いみたいです。

民事、刑事訴訟は、時間、労力、お金も掛かるので、そして、民事では和解、刑事では不起訴になることが多いみたいです。

面倒なので諦めてしまうのです。

まとめ

今回は、突然のキッチンの水道管の詰まりで早く治しい一心と水道工事への知見もレスキュー等の価格相場感もないことから最悪の業者と巡りあってしまい、高額請求を受ける被害に遭いました。

最終的には、返金まで持って行けましたが、時間と労力、何よりもこう言った業者に対しての怒りの気持ちでいっぱいです。 レスキュー業者は、年間で12,000 以上の実績があり、その分日々被害にあっている人がいる訳です。

民事でも和解、刑事罰は難しい状況です。

是非、日頃から街の水道屋さんを見つけておいてください。

もし高額請求業者に出会ってしまったら、絶対にその場でお金は払わない。

揉めたら、警察に連絡しましょう!

この内容は、動画でも配信します。

MarStyleマースタイル(YouTube) URL: https://www.youtube.com/channel/UC0NZkGecxVT4e27FCL7lvXQ

では、次のブログでお会いしましょう!