定年ブログ(老後の知恵袋)#148 年金改正法案(2024年)、老後がやばい?
- 2023.11.07
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こんにちわ!
私は、60歳で定年退職し、現在フリーランスで働く62歳の一般男性です。
(ファイナンシャルプランナーでもあります。)
年金受給まで残り約2年半です。
今回のテーマは、少子高齢化に伴い財源が減少している国民年金に関わる年金改正法案(2024年)について、共有したいと思います。
現状、65歳からの支給される国民年金の財源が不足していることから色々なことが改正法案として論じられています。 その中で実施事項と改正の可能性が高い2つの部分のお話をします。
2つとも受給者にとっては、あまり良い年金法改正ではないと思います。
年金の支給開始年齢
現在、国民年金も厚生年金も基本的に65歳からの受給です。
今後、68歳、70歳となって行くことも予想されます。
年金改正法案
少子高齢化に伴い国民年金の財源が確保できない状況になっています。
そこで実施される、検討されている2つの改正法案。
社会保険への加入条件変更
国民年金の財源不足を厚生年金で補うための法案。
2024年10月より下記の条件にあてはまる人は、パートやアルバイトでも必然的に社会保険への加入が義務付けられる。
・従業員51名以上の企業
・週20時間以上の労働
・月88,000円以上の給与
・2ケ月以上の継続
・学生でない
今まで扶養となり第3被保険者の方も自分で社会保険料を納める必要があり、手取り額が30%程度減少すると思います。
国民年金積立期間の変更
現在、20歳から60歳までが国民年金を納める期間ですが、現在厚生年金と同様に65歳までに変更が検討されています。
仕事などをしていない場合、毎月約17,000円の支払いは厳しいですよね。
こちらは決定まで時間を要すると予想しています。
これによる弊害
65歳以降の年金受給額が増えるとはいえ、失業中や収入が多くない人については年金を納めることが厳しいですよね。
直接生活に響く話だと思います。
特に今まで第3被保険者(ご主人の扶養)のパートなど働く方々。
年金受給者のみならず、企業側も社会保険料の半分負担があるわけですから、中小企業などは厳しいですよね。
結果として、パートアルバイトさんのシフトが減ったり、時給が下がったりする可能性もありますよね。
現在賃上げムードのため時給が下がることはないかもしれませんが、逆に解雇される可能性はありますね。
対策
なんと言っても、定年退職前に老後資産を増やすことでしょう。
同じ2024年度から始まる積立てNISA。
私は、これ一択だと思っています。
ま、そのために政府も積立NISAの幅を拡大したのだと思います。
しかしながら、税金20%が非課税になるのは大きいですから絶対に利用すべきだと思います。
まとめ
年金改正法案は、毎年5年ごとに検討さえています。
恐ろしい改正法案では、国民年金の支給額を年間78万から60万に減額するなんてことも検討されています。
現在、年金受給の65歳までは働く必要がありますが、今後は70歳(健康寿命)まで働く必要があることになるんでしょうね。
そうなると、健康な内は働くことが必須。
こうならないためにも、早めは早めの老後資産準備が必要と言うことでしょう。
【老後がやばい】
今日は、ここまで。
では、また。
この話はYouTubeでも配信します。
YouTube MarStyleマースタイルURL: https://www.youtube.com/channel/UC0NZkGecxVT4e27FCL7lvXQ
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