若手社員やめる

厚生同労働省の調査によると新卒者3年以内の離職率
- 大学 32.0%
- 高校 39.2%
50%以上の人が第一志望の会社に入社したにも関わらず、データを見る限り大学卒で言えば3年以内3人に1人はやめて行きます。
私の肌感覚では、それ以上で20代で会社に残る人の方が少ない傾向となっています。
色々な新聞社、雑誌等もこの問題に触れていますが、実際に今まさに現場にいる先輩、そして入社2年目の子供を持つ親として現状を説明します。
若手社員の短期自主退職
年々増加する若手社員の短期自主退職。
なぜ若手社員は短期自主退職をする時代になったのでしょうか?
退職理由べスト5
- キャリア成長が望めない
- 残業・拘束時間が長い
- 仕事内容とのミスマッチ
- 待遇・福利厚生の悪さ
- 企業の方針・社風などのミスマッチ
大手企業では、1.3.5が特に該当します。
優秀な若手よりやめる
これは20代の新卒3年以内に限ったことではないが、優秀と思っていた若手社員ほど離職する傾向にあります。
正直、私たちの会社ではもったいないと思う社員ほどやめて行きます。
私が勤務する会社に至っては、1,3,5が主な理由になります。
20代の社員がやめて行く
つい最近3ケ月間で2人の優秀な入社3年以内の女性スタッフが退職しました。
やめなければ良いなと思っていたさながらやめて行きました。
昭和時代の『石の上にも3年』は今はもう死語となっています。
私の息子も入社2年目で服装自由、勤務時間も7時間強のホワイト大手企業ですが、仕事に面白さが見いだせずやめる事も考えているようです。
私としては、自己責任で判断しなさいと言いました。
決して反対する事はしておりません。
30代は転職最終年代、自分の将来像も見える
30代中盤は転職ぎりぎりのラインと言われます。
この年代は転職するには最後の年代となり、また自分の勤務する会社でのキャリア像も見えてきてしまいます。
上司を見れば自分の将来像も見えますし、今では給与を職務等級別に公開している企業も多いのでより自分の将来像が見やすくなってます。
やめる事に躊躇しない理由
終身雇用の終焉を若手社員も十分に分かっています。
また、現在は給与も以前のように年功序列的に上昇しない事も分かってますし、ジョブ型雇用、個のスキルで会社に属さなくても稼げる時代になりつつあることを分かっています。
つまり、会社に固執する事が若い社員ほど薄れています。
行き場所を失う40-50代
今後AIの時代になり、今までの事務作業がどんどん奪われていきます。
コロナ禍により働き方も変わり、物販も実店舗型よりWEB販売に変化していきます。
そんな中、従業員が余分となり環境の変化に対応できない40-50代社員は行き場を失うでしょう!
結果、40代以上の早期退職募集と言うリストラは増加する事が予測されます。
大量失業時代がやって来ます。
企業の現在と将来
アナログからデジタル、実店舗型からWEB販売に変わる社会、企業ははDX(デジタル・トランス・フォーメーション)が必須となって行きます。
これに乗り遅れた企業はどんどん淘汰されて行くのでしょう?
まとめ
少子高齢化、AI時代到来、終身雇用が終わりジョブ型雇用へ、個人で稼げる時代、DX(デジタル・トランス・フォーメーション)時代などなど社会、企業のあるべき姿も変わって来ます。
若い世代の社員はいくらでも挑戦できる環境が整っています。
企業に属するだけの選択でなく個のスキルを高めて起業する時代です。
その準備、勉強のため企業に3年位勤務する事はベストな選択かと思います。
お金をいただきながら勉強できるなんて最高ですよね。
是非広い視野を持ち自分の好きな事、やりたい事、楽しい事を見つけて下さい。
努力と挑戦、そして継続して下さい。
必ず成功します!
では、また次のブログでお会いしましょう!
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