定年ブログ(定年ハッピーライフ)#97 再雇用契約のメリット、ベネフィット、でも選ばない
- 2023.04.29
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60歳で定年退職した一般男性です。
再雇用契約のメリット、ベネフィットは分かっていましたが、選択しませんでした。
今回は、再雇用契約のメリット、ベネフィットを共有します。
再雇用契約とは
日本企業の80%以上は、60歳での定年制実施。
定年後は、非正規社員として本人が希望すれば65歳まで継続して勤務することが可能である。
一般的に、約80%の定年退職者が60歳以降も再雇用契約を結んでいるみたいである。
悩んでいる人(私のYouTubeへのコメント)
私のYouTubeでは、50歳以上位の方向けに生活情報(私の体験をベース)を発信している。
そのコンテンツの中でも多い質問が、「60歳定年退職後の身の振り方に悩んでいる」と言うこともあり、今回のテーマを選択しました。
メリット
何と言っても金銭的な安定だと思う。
給与は、一般的に大卒の新卒程度まで減額されることになる。
(企業によりそれぞれ違う。 私の最初に勤務していた外資系企業では、ジョブ型雇用のため60歳定年で職位は下がるが給与はその職位の給与が支給されている。)
給与が、60歳時の給与の75%未満になった場合は、高年齢雇用継続基本給付金制度の独自の計算式により補填もされている。
つまり、最低限の生活は保証される。
一般的なアルバイトの時給が1,000円で週40時間働いたケースでは、月額給与が16万程度であることを考えれば大分良いかと思う。
ベネフィット
社会保険が適用され、厚生年金も継続されるため65歳まで再雇用契約を結んで働いた場合、受け取る厚生年金が月額5,700円程度増額されるベネフィットがある。
国民健康保険より会社の健康保険の方が色々なオプションや福利厚生が充実している。
デメリット
何と言っても時間が拘束される。
職種が選択できない。
昇給も昇進もない。(会社側は、本来の意向としては辞めてもらいたい。)
*これらは、全ての方に当てはまることではありません。
選択しなかった理由
何しろ時間の拘束をされたくなかった。
やりたいことがあった。
大きくこの2つです。
余談として、サラリーマンの組織に属することは、もう十分体験していて、これ以上は無理。(本音)
私の周りでは
1社目の外資系、2社目の日系、そして、知人や友人を見渡してみると、半数以上は再雇用契約を選択して働いている。
会社員時代に、職位が高い人ほど選択しない傾向が強い様に感じる。(やはりプライド)
まとめ
金銭的に安定を求める、別段やりたいことがない人は、再雇用を選択した方が良いと思う。
時間的な拘束を嫌い自由に生きたい人、やりたいことがある人は再雇用を選択すべきでないと思う。
私のケースでは、金銭的には65歳までの5年間はある意味金銭的に厳しいため預貯金の切り崩しをしながらの生活となっています。
一方、時間は自由に使えるため趣味の旅行や、やりたい個人事業に専念できて幸福感が強いです。
今後、個人事業のため収入面でも大きく増加する可能性も大です。
個人事業は、とにかく軌道に乗るまで時間を要する、私の体験感想です。
こればかりは、最終的に分かりません。
もちろん定年もなければ組織のしがらみもありません。
自分のやりたい様ようやれば良いのです。
全てが自己責任ですけど。
最後になりますが、60歳前の方は、良く考えてより良い選択をしてください。
このブログが、少しでも参考になれば幸いです。
では、次回のブログまで。
*この話は、動画(YouTube MarStyle マースタイル)でも配信しています。
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