人事評価どうでもいい理由~個人スキルを磨きましょう!

会社の人事評価の結果を聞いて凹んでいたりしませんか?
結論から言うとどうでもいいです。
人事評価はあくまで勤務している会社のある期間における、特定の上司がした評価であり社会での評価でもなんでもありません。
会社を辞めてしまえば良い評価をもらおうと全く役には立ちません。
だからそんな評価を気にする必要もなければ落ち込む必要もありません。
そんな事より個人のスキル磨きに時間を費やしましょう!
人事評価どうでもいい理由をお話しようと思います。
人事評価とは
人事評価とは、評価対象者のある一定期間の行動及び設定した目標に対しての進捗を含めた結果を対象者の上司が評価します。
一般的に1次から3次評価位まで設定されています。
評価結果は、賞与、翌年の昇給及び昇格ポイントに反映される事が一般的です。
評価はあくまでその年の評価であり翌年はまた違う評価基準で実施されます。
成果主義と相対評価
終身雇用型の日本の会社の場合、年功序列賃金、昇格を実施していたため人事評価は非常に曖昧な部分がありましたが、最近では個人個人の目標を設定しその結果を基準に評価する成果主義に変わって来ました。
しかしながら設定した数値目標にプラスして進捗を加味したり行動評価をプラスして評価をするため外資系企業の成果主義評価とは少し違います。
また、人件費の関係で相対評価(例:A,B,C,D評価の人数があらかじめ設定)となり絶対評価ではありません。
どうでもよい理由
会社の人事評価は、あくまで社内の昇給、昇格等の評価であり社外では何の価値もありません。
また、評価による昇給の金額差は数千円から1万数千円程度であり驚く差はありません。
評価は人がするものであり見方も上司が変わったら全然違う評価になったりします。
ずっとAとかB評価だった人が上司が代わったら突然C、D評価になったりもします。
人対人ですから相性もあります。
また、日系の大手企業では、3-4年ごとに人事異動があり上司も代わるのでその時の評価を一喜一憂する必要は全くありません。
昨今では、一つの会社に生涯働く事は無くなって来ているので社内の評価を気にするより自分の社会的評価を上げる事が重要です。
終身雇用からジョブ型雇用
経団連の会長、トヨタ自動車の豊田社長も社員を終身雇用する事は難しいと発言されました。
また、日本経済のAI化及5Gが急速に浸透し、またコロナ禍の影響もあり完全に終身雇用は終焉を迎える時期になって来ました。
昨今では45歳以上の早期退職募集も増加し、一方若年層の入社数年での離職をする人が増加傾向にあります。
会社を退職して転職する際、前の会社の役職は全く役に立たず、どんな技術がスキルがあるかが重要なポイントになります。
社内でどんなに良い評価を得て出世して課長だ部長だ役員になっても役職は社内だけの価値であり転職の武器には全くなりません。
社内評価より大事なこと
メンバーシップ型の終身雇用は終わりを迎えジョブ型雇用に時代は変化しています。
以前は大手企業に入社すれば結婚からマイホームを購入して子供を大学まで卒業させ定年を迎えると安定した生活を過ごす事がある意味約束されていました。
しかし、現在では大手企業も倒産する可能性も高く、45歳で早期退職(リストラ)になることも非常に多くなりこの傾向は拡大して行くことが予測されます。
こんな時代に社内評価を高め社内スペシャリストになる事よりいつでも会社を離れる事の出来るスキル・技術を高める事の方がどんだけ大事ではないでしょうか?
もちろん会社の中で評価を高め出世する事も悪い事でないと思いますが、大事な事はジェネラリストでなく社外でも通用するスペシャリストになる事です。
日々、勉強をする事を忘れないで下さい。
私の場合は、社会人になってずっと営業畑でしたが、これからの時代に沿ったデジタル系の営業スタイルではありません。
従って、日々新たな時代に合った勉強は続いております。
好きな事だけを仕事とし自由に楽しい人生を迎えるために!
では、また次のブログでお会いしましょう!
-
前の記事
セミリタイアで自由な生活を手に入れるためのおすすめ行動? 2020.08.08
-
次の記事
終身雇用崩壊!これからの生き方 2020.08.10