働き改革の時代に思う、残業当たり前の会社 おかしい!

終業を過ぎても帰る雰囲気がない会社。
おくしかくないですか?
残業を美徳とし残業をする人が評価される会社。
おかしくないですか?
仕事途中でも就業時間が来ると仕事をやめる海外の会社。
彼らには当たり前!
仕事は時間でなく成果でと言う就業時間に全くこだわらない外資の会社。
仕事できるイメージ!
外資系企業、日系企業、海外企業にトータル35年間働いた経験を基に残業は当たり前、はおかしいについて話します。
日系企業
昭和、平成の初期、残業は当たり前。
就業時間が、朝9時から夜8時みたいな会社は沢山ありました。
残業代がしっかり支払われる会社は良いですが、サービス残業とかになっている今で言うブラック企業は普通でした。
残業当たり前
高度経済成長期でもあり、『24時間働けますか?』
こんなTVコマーシャルもありました。
8時間労働でなく残業する事が当たり前で残業代が生活給となっていた時代です。
従業員の方も残業を拒む慣習はなかった気がします。
私は、外資系だったので基本的に定時の6時過ぎには会社を引けて外に飲みに行ってましてね。
日系企業に勤める友人は、遅れてきたり残業で来れなかったりしていた記憶があります。
本当に残業が当たり前で定時に帰宅すると白い目で見られる時代だったと思います。
今では大分変りましたが、まだこの風潮はまだ残ってますね。
残業美徳
残業をする人が偉い時代でした。
今では考えらえないかと思いますが、帰宅する前に残業をしている同僚に何か手伝う事ありますか?って聞いて帰宅するのが常識化していました。
昼間、だらだら働いていても残業をする事が美徳で時間内に仕事を終える人は一生懸命さが不足しているみたいな事を言われました。
この辺は、大分変ってきていますね。
昔のままであれば社員を定着させる事は難しでしょう。
残業評価
残業時間の多い人が評価される時代。
仕事の効率とかは関係ないんですね。
とにかく朝早く来て夜遅く帰る人が評価の高い人みたいな風潮でした。
日系企業も成果主義がどんどん導入されさすがにこのような事はなくなりました。
外資系企業
残業自体に美徳も評価も昔からありません。
あるのは成果主義、どれだけ多くの利益を会社にもたらすか?
これだけです。
成果主義
会社内でブルーカラーとホワイトカラーにしっかり分かれていていわゆる事務方の社員は粗100%成果主義です。
よって極端に言うと会社に出社する事もある程度自由化されています。
評価は全て個人に与えられたIKO(個人達成目標項目)の達成率で評価されます。
基本的に数値で目標が設定されるので、運・不運もありますが誤魔化しようがありません。
残業時間は関係ない
何時間働いた、残業したかは全く関係ありません。
どれだけ成果をあげたか?これだけです。
逆に会社に遅くまで残っている事は仕事が遅い、できないといった印象を植え付ける事になります。
そもそも給与が年俸制で職種によっては、残業代が支給されない会社も多いと思います。
海外企業
日本が特別であり、海外の企業は縦割りでジョブ型雇用のため人の仕事、他の部署の仕事には関与しません。
この特徴は、根本的に日本人と外国人の慣習の違いかと思います。
定時終業が基本
多くの国では、仕事途中でも終業時間が来れば仕事を止めて帰宅します。
これが常識です。
大体、終業の10分前位に帰り支度をして定時にしっかり会社を出ます。
仕事はお金のため
これは、海外で4年近く働いた私の個人的な感想です。
彼らは、仕事はお金のために働くのであって会社への忠誠心とかはありません。
従って、給与や条件の良い会社が見つかれば直ぐに辞めて他の会社に転職します。
離職率も普通に10%以上です。
元々、ジョブ型雇用で終身雇用でないので当たり前かも知れません。
今になって思えば、日本の働き方が特別だったと最近気づきました。
まとめ
終身雇用の終焉を向かえた現在において、残業が当たり前、美徳、評価の対象になるとか言う会社であれば今直ぐに辞めましょう!
残業、働き方に不満があるならいつまでもその会社にしがみつくことは今の時代必要ありません。
これからDX(デジタル・トランス・フォーメーション)に積極的に取り組まない企業は5年後、10年後には淘汰されるでしょう。
自分の将来像を見るには先輩、上司をみれば分かります。
個のスキルを磨いて会社にしがみ付くのなく、いつでも飛び出す準備だけはしておきましょう!
もちろん、会社に残って働きつづける事も悪い事ではありません。
ポイントは、働いている事が楽しいか?、わくわくするか?です。
毎日、後悔する事のない楽しい時間を過ごしましょう!
人生は意外に短いです。
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