早期退職というリストラの対処方法

新コロナ鍋により早期退職というリストラが夏以降に拡大する事が予測されます。
昔から外資系企業ではレイオフという解雇は日常的に実施されていましたが、最近では日系企業でも終身雇用が終焉を迎え黒字でも将来を見据えて早期募集を実施する大手日系企業が増加して来ました。
現在、新コロナ禍の終わりが見えず企業も生き残りをかけて固定費の大きな部分を占める人件費削減の施策として早期退職募集は増加すると思います。
昨今の傾向より45歳以上が対象になると想像されますのでどう対応するか事前に準備をしておくことがとても重要です。
可能な限り新しい大きな海に飛び込む準備をしておきましょう!会社にしがみついて自由に生きる事も選択としてありですが、どちらを選択しても毎日楽しく過ごせるようにする事が基本です。
目次
1.早期退職とは?
2.2回の早期退職の面接官を実施して感じたこと
3.外資系企業を辞めようと思ったきっかけ
4.早期退職の勧奨を受けた時の対処方法
早期退職とは?
早期退職募集と言えば聞こえは良いですが、あらかじめ削減人数を設定したリストラです。
企業も生き残りを掛けて固定費の大きな部分を占める人件費を削減するため給与の高い中間管理職を対象にします。
退職勧奨の対象にリストアップされてしまうと基本的に回避する事はできません。
2回の早期退職の面接官を実施して感じたこと
あらかじめ退職勧奨をする社員を決めた上でスタッフ全員と1-3回の面接をする事は大変切ない気分でした。
2回面接を経験しましたが大体下記の3パターンになりました。
・面接1回目で早期退職を受け入れる会社への忠誠心を完全に喪失した人。
・3回目の最後まで面接をして最終的に受け入れる人。
・最後まで受け入れない人。
私の場合は、2回の面接とも募集人員を途中で超過したため全スタッフの意向に沿えたのでほっとしました。
外資系企業辞めようと思ったきっかけ
外資系企業では、早期退職とは別に日々レイオフは実施されております。
特に40歳を過ぎた頃よりあからさまに同じ部署で降格になったりします。
部長より最終的に一般職まで降格した人もいます。
給与が良い分リスクも非常に高いです。
私は、そういう日常を目の辺りにしていたので50歳手前位から辞める事を意識しだし、そんな時に今の会社より声を掛けていただいたので50歳で転職しました。
早期退職の勧奨を受けた時の対処方法
基本的に退職勧奨を受けたら回避する事できません。
募集人員を超過する応募があれば別ですがその後の対応は会社によってそれぞれかと思います。
・退職勧奨を受けると相当凹むかと思いますが、これをチャンスと前向きに捉えて自分ができる事、やるべき事を書き出して全力で努力して行きましょう。
継続する事で必ず明るい未来が開けます。
・窓際族も覚悟し会社に残り何も気にせず可能な限り気楽に過ごしましょう!
評価を気にしなくて良くなれば想像よりサラリーマン生活は楽かも知れません。
また、自分の視点を会社以外に向ける事で毎日が充実して来るはずです。
最後に45歳未満の早期退職対象者以外の人は、これから始まるジョブ型雇用に向けて毎日30分でも良いので専門部分を伸ばす勉強をする事をお勧めします。
私もセカンドライフに向けて日々自分磨きの勉強をしています。
では、また次のブログでお会いしましょう!
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