人事異動って意味あるか? アフターコロナ、会社都合の人事異動を考える。

人事異動って意味あるか? アフターコロナ、会社都合の人事異動を考える。

日系企業であれば定期的に実施される人事異動。

はたして人事異動の目的は何でしょうか?

人事異動は基本的に会社都合で実施されて拒否することはできません。

たとえ選択があったとしても会社の意に反した選択をすれば今後数年間、いやもっと長い期間かもしれませんがマイナスイメージが残ってしまいます。

従って、一般的には引っ越しが伴う人事異動も家族を巻き込みながら受け入れているのが現状です。

コロナ禍もあり今まで以上に終身雇用は厳しくなり『ジョブ型』雇用になっていく日本経済。

個人で稼ぐ時代になってアフターコロナの人事異動の意味を考えてみようと思います。

人事異動の目的

今までの特に大手企業の場合は、終身雇用と年功序列の賃金体制が安定的に構築されていたため新卒の時から3-5年ごとに色々な部署を異動して経験を積み昇進して行きました。

会社内での経験とジェネラリストになる事、そして各部署の活性化が目的でした。

しかし、異動までの期間が短く残るのは広く浅い経験であり専門的なスキル・技術は身につきません。

人事異動の違い

外資系企業

外資系企業は、もともとジョブ型雇用のため基本的に『ジョブポスティング』等の社内求人に応募しない限り異動はありません。

同じ部門内で専門性を高めつつ昇進するか転職をして賃金を上げて行きます。

昇給にしろ昇進にしろ成果主義の評価なのでかなり早くして高い賃金と役職を得る事ができます。

賃金も役職も年齢は関係ありません。

良い成果物を作った人が評価されます。

日本人には、はなかなか馴染めずらい雇用制度です。

日系企業

日系企業は、もともと『メンバーシップ型』の終身雇用で年功序列で昇給も昇進もある程度約束されているため専門性を高めるのでなく広く浅くでも沢山の部署で経験を積む事が重視されてきました。

基本転職をする事なく新卒から定年まで勤務する事が良しとされてきたのです。

コロナ禍前まではこの形で問題はなくむしろ大手企業に入社してしまえば安泰と言われてきたのです。

会社都合の人事異動は意味あるのか

メリット

コロナ禍以前においては、色々な部署で多様な事を経験できるため会社内でのコミュニケーションも人脈も作りやすく会社内スぺシャリストになる事ができます。

結果、転職の心配などする事なく、新たに勉強などすること無く日々平和な生活を送る事ができます。

収入も安定的に定年まで見込めるため家族を巻き込む転勤のリスクさえ除けば人生設計がとても立てやすいです。

デメリット

沢山の部署で色々な経験をする事ができる一方で専門知識・技術・スキルは身に付きません。

いざリストラ、倒産等で転職せざる得ない状況になった時、会社内での評価が高くても外での評価には何の関係もありません。

ただ大手企業の役職者と言う名刺上のメリットだけで専門技術・スキルがないため転職は非常に厳しいでしょう。

まとめ

アフターコロナ禍では、終身雇用も終焉となり更に会社存続でのためリストラがどんどんやってくるででしょう!

今の知識だけで大丈夫ですか?

社内人脈以外にコミュニティーはありますか?

転職できる自身はありますか?

今からでも良いので会社に頼らなくて良いだけの知識と人脈はを身につけるようにしましょう!

働きながらで良いので転職・起業の準備を着々と進めていきましょう!

一つの方法として人材バンクに登録して面接を受けて自分の社外での評価価値を知ってみる事をお勧めします。

専門知識を身に付けて定年まで現在の会社に残り、定年後はエキスパートとして働く事も良いでしょう!

ちなみに私はやってみたい事が9つあり現在準備中です。

では、また次のブログでお会いしましょう!